手狭になってきたガレージの収納を増やすために単管パイプを使ってロフトを作りました。
最終的にかかった金額や使用した工具などを紹介します。
単管パイプとは
単管パイプとは、建築現場で使用される仮設足場用の鋼管で、直径48.6mm厚さは1.8mmと2.4mmの2種類があります。
単管クランプという金具を使って、単管パイプをさまざまな形に固定することができDIYなどで簡単に建造物等が作ることができます。
必要場部材と金額
2.7×1.5mのロフトを作るのに必要な部材
単管
- 3.0m 7本 \1,880 x 7
- 1.5m 2本 \998 x 2
- 1.0m 4本 \698 x 4 ※補強用
垂木
- 建築材余り物の為 \0
コンパネ
- 900×1800 1枚 \2,280 x 1
- 600×1800 2枚 \2,050 x 2
コンパネとは
コンクリート型枠用の合板、通称「コンパネ」を使用して安価にロフトの床に使用します。厚さは12mm程度が主流で、サイズは900x1800mm や 600x1800mmをホームセンターなどで取り扱っています。
主要骨格部品の総額は \30,630 でした。※垂木含めず
個人的な意見としては思ったより高くなったなと感じました。
※2023年12月時点
工具
組み立て時に使用して便利だった工具を紹介します。
・両口ラチェットレンチ
単管クランプに使用されるサイズは17mmになります。
・電動インパクトドライバー
電動工具がないと1人で組み立てるのは難しかったです。
・チップソー切断機
垂木を切断するときにサクサク切れて驚きました。
もちろん単管を切断することも可能なので任意の長さで作ることも可能です。
組み立て
危険を伴う作業になりますので、2人以上で組み立てることを推奨します。
私の場合は1人だったので、脚立を使ってなんとか組み立てました。
脚立は長谷川工業さんの脚軽というお洒落な黒い脚立がおススメです!
単管同士をクランプで固定して形にしていくのは簡単でしたが、水平を出すのが難しかったです。
秘密兵器を使うまでは……
レーザー墨出し器は、建築や工事現場などで壁や天井にレーザーで水平や垂直などの基準線を照射することができます。
照射すると水平が出ていないことが分かります。この緑色の線を基準に左右の高さを調整して水平にすることが可能です。
また、レーザー墨出し器を三脚に取り付けて作業を使うと効率的です。
おすすめ三脚 ➡ SLIK GX-S 7500
垂木と単管を固定してるのはサドルバンドですが、これは本来の使い方ではないので使用の際は
自己責任でお願いします。
ただ、安い… 80個入りでも\2,000程 サドルバンド SBN40
コンパネ
固定した垂木の上にコンパネを並べていきます。
今回購入したコンパネは900×1800 1枚 と 600×1800 2枚です。
こちらを下図のように組み合わせます。
カット部はジグソーでカットしたのですが、切断面が荒れてしまうのでお勧めできません。
ノコギリや丸ノコで切断した方が綺麗に仕上がると思います。
完成
完成後、グラグラするなどの安定感がない場合は筋交いを増やすなどして補強を行ってください。
1.5mの単管を四方に自在クランプを使用して補強したらぐらつきは改善しました。
まとめ
最終的にかかった金額は約3.5万円で組立時間は約5時間かかりました。※1人で組み立ての場合
要領が分かって作業をすればもう少し早く出来ると思います。
アイディア次第ではもっと良いものも作れます!上手に単管を使ってDIYしてください!
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